重要思考で考える

投稿日:2020/01/06

意思決定の「落とし穴」を考える

今回は、物事を考える際に「何を重要視して考えるか」を事例を通してみていきます。次のような悩み、問題を抱えている方にはオススメです。

  • 後になって大事なことに気づく
  • 思っていた成果が出ない
  • 周りに流されやすい
  • 納得いかない決定になる

例えば・・・

みんな生き残れ!職場で火災!
みんな生き残れ!職場で火災!

もしあなたがいる職場で火災が起きたらどういう行動をとりますか?
あなたの設定は次の通りです。
設定)
あなたは今、ビルの4階にいる
ビルの1階で大火事が起きている!

あなたは4階にいて、火事は1階にいる

次の3つからアイテムを選べるとしたら、どれを選びますか?
もし、チームで3つ選ぶとしたらどれにしますか?

火事から避難するために、3つのアイテムを選ぶならどれ?
火事から避難するために、3つのアイテムを選ぶならどれ?

普通は、どれにしようか迷うと思います

普通はどのアイテムにするか悩みます

そして、みんなの生き残り主張合戦が始まります( ;∀;)

チームで話すと、主張が飛び交います
通常の議論プロセス

通常の議論では、全員で生き残るために、どのアイテムを選ぶかが論点になります。ですが・・・

通常の議論プロセスでは課題に基づく主張ラッシュになります

お互いの主張がありすぎて、結論がまとまらないことがおおいにあります。

重要な議論プロセスは何でしょうか?

ここで大事なのは、重要なことは何かを考える

重要な議論プロセスは大事な事を抑えることです
避難を待つか

ビルの屋上で助けを待つのか・・・それとも

それとも動いて避難するか

動いて窓から出ようとするのか・・・
この2択を考えなければアイテムが決まりません

もし避難をまつなら、階段、防火壁、スマホなどが選択肢に入ります

例えば「待つ」を選んで助けを求めるとすると、上記のようなツールが役立つかもしれません。

重要な議論が大切

そうです。チームで重要な議論を行うときは、「大事なコト」つまり前提が決まっていなければ、全員が納得できる議論に展開できないという事です。

大事なコトを揃えないと、価値観の対立が起こります

そして大事なコトがヌケモレてしまうと、お互いの価値観を尊重しない結果となることがしばしば。なので、チームで議論する時には、「大事なコト」は何かの前提を確認し忘れないように注意しましょう。

お目通しありがとうございました。以上が、「重要思考で考える」でした。簡単そうに見えて、冷静な判断が下せない状況下になると見落とされがちなポイントです。